- 2026年8月29日
- 2026年4月9日
【スタッフブログ】アイスで「頭がキーン!」とするのは、脳の勘違い?
こんにちは!佐々木総合クリニックの坂口です
暑い日に食べる冷たいアイスやかき氷。一口食べた瞬間に、こめかみが「キーン!」と痛くなった経験、ありませんか?
実はあの痛み、医学的には「アイスクリーム頭痛」という、そのまんまの名前がついた現象なんです。なぜ喉を通っているだけなのに、頭が痛くなるのでしょうか?
1. 脳がパニックを起こしている?
冷たいものが一気に喉を通ると、喉の神経が強烈に刺激されます。 すると、脳がその刺激を「冷たすぎる!痛い!」と受け取るのですが、あまりの衝撃に混乱してしまい、「喉の痛み」を「頭の痛み」だと勘違いして受け取ってしまうのです。
これを専門用語で「関連痛(かんれんつう)」と呼びます。喉が冷えただけなのに、脳が勝手に「頭が冷やされた!」と大慌てしている状態なんです!
2. 血管の「急な膨張」
冷たい刺激を受けると、体は冷えた部分を温めようとして、一時的に血流をドッと増やします。 このとき、頭の血管が急激に膨らむことが、あの鋭い痛みの一因だとも言われています。
「キーン!」を防ぐには?
対策はたったひとつ。「ゆっくり味わって食べること」です。
脳を驚かせないように、少しずつ、口の中で温めるようにして食べるのが一番のコツ。もし痛くなってしまったら、冷えていない「お冷(お水)」を飲んだり、カップの外側をこめかみに当てて冷やしたりすると、落ち着くのが早くなりますよ。
「キーン!」となるのは、あなたの脳が「主人の体を守らなきゃ!」と全力で反応してくれている証拠。
冷たいものの食べすぎは胃腸の冷えにもつながりますので、脳を驚かせない程度に、美味しく涼を楽しんでくださいね!